世界人口の動向と「世代を超える資産形成」
私が昔読んだ投資の本で印象に残った言葉が
「資産形成は、自分から子供、子供から孫、孫から曾孫へと、
何世代にもわたって継承し、続けていくものだ。」という言葉だった。
と以前書いたが、もうひとつ印象的な言葉がって、それは、
「2050年まではアフリカを中心に世界の人口は増えるから
人口が増えるということは、経済成長や株価の上昇に繋がる。」
というもの。
今も強く心に残るこの二つの言葉を組み合わせることで、
100年単位の壮大な投資戦略が見えてきます。
1. 資産形成の「永遠の法則」
まず一つ目は、
「資産形成は、自分から子供、子供から孫、孫から曾孫へと、
何世代にもわたって継承し、続けていくものだ。」という言葉。
これは、目先の利益を追うのではなく、
遥か未来を見据えた家訓や哲学として、資本を増やし、
次世代へ託していくという考え方です。
投資家としての視座を一気に高めてくれる不朽の教えです。
2. 世界を動かす「人口ボーナス」というエンジン
そして二つ目。
これが、この「世代を超える資産形成」を具体的に裏付ける、
強力な根拠となります。
「2050年まではアフリカを中心に世界の人口は増える、
人口が増えるということは、経済成長や株価の上昇に繋がる。」
人口増加は、市場の拡大、需要の創出、労働力の供給を意味し、
それは経済成長の最も根本的なエンジンです。
●国連の最新予測が示す「確かな未来」
「2050年まではアフリカを中心に世界の人口は増える」という言葉は、
国連経済社会局(UN DESA)による
「世界人口推計 2024年版(World Population Prospects 2024)」
によってさらに射程が伸びたことが確認されました。
- 世界の人口がピークを迎えるのは、従来の予測より遅い「2080年代半ば」。
- 2100年頃には、アフリカの人口が世界全体の約39%を占める。
- アフリカの多くの国が、経済成長にとって非常に有利な「人口ボーナス期」の真っただ中にある。
●結論:あと100年通用する、人類の成長への投資
この最新の予測を目の当たりにすると、以下の結論に達します。
私たちが学んだ
「資産形成は、自分から子供、子供から孫、孫から曾孫へ」
という世代投資のグランドセオリーは、
少なくともあと100年は通用することになります。
2100年、曾孫の世代が投資を引き継ぐ時代まで、
世界経済は巨大な人口増加と、
それに伴うアフリカを中心とした力強い成長の波に乗っている
可能性が高いからです。
私たちは、単に自分の資産を増やしているのではなく、
「人類の成長」という、
最も強力で普遍的なトレンドに投資をしているのです。