父の葬儀が終了した。
母と同じ直葬でこぢんまりと。
あっという間に骨になって骨壷の中へ。
誤嚥性肺炎で入院。
10日間の入院ということだったが、退院できなかった。
入院してから20日後に面会に行ったときは、
「老人ホームに帰りたい」と言っていた。
面会から10日後、
「肺炎を繰り返していて、抗生剤が効かない状態。
本人の希望もあるから最小限の点滴のみになります」と連絡が来て、
さらに「いますぐにどうこうはないが、声かけに反応しなくなってきた」と
連絡が来た。
面会に行くと、あごで呼吸して意識がない状態だった。
体はガリガリなのに手足が浮腫んでいた。
もう十分長生きしたから、安らかに逝ってほしい。
今後の連絡をどうするか訊かれて、
亡くなったら連絡してもらうことにして帰宅。
6時間後に「呼吸が止まった」と連絡が来た。
病院に着くと、妹と葬儀屋さんが待っていた。
病室のある4階に行くと、父の遺体は別室に移されて、
顔には白い布がかぶせてあった。
死亡診断書の死因は、誤嚥性肺炎となっていた。
2023年4月に母が88歳で亡くなって、
2024年9月に父が89歳で亡くなった。
これで両親とも亡くなった。
2人とも長生きしたから、悲しい気持ちにはならなくて、
ご苦労様って気持ち、ホッとした気持ちが強い。